いつ起こるかわからない首都圏直下型地震。
墨田区は23区内で建物倒壊危険度が最も高いと言われているのはご存じですか?
一度も耐震診断を受けたことが無い人は、もしもの時に備えて診断する必要があります。
住まいによって補強すべき部分は様々。診断結果を基に耐震改修(補強)を実施し、地震に強い家にいたします。
ご家族の安全・幸せを第一に考え、後回しにせず早めに耐震診断・耐震改修を実施しましょう。
また、耐震改修には助成金の利用が可能です。
助成金制度で昭和56年以前の瓦屋根の葺き替え工事も可能ですので、お気軽にご相談ください。
(板金やコロニアルの金属屋根は対象外です。)
墨田区のリフォーム耐震助成金について
◆耐震診断助成
耐震改修を行うには、建物の耐震性を知る耐震診断を行う必要があります。
その場合の経費の一部を助成する制度です。
【対象建築物】
昭和56年5月31日以前に着工した建築物
【補助支払い限度額】
高齢者等:15万円
一般:7.5万円
◆木造住宅の耐震改修計画作成費助成
【対象建築物】
以下の条件を満たすもの
□ 昭和56年5月31日以前に着工した木造住宅
□ 主要構造部の過半が木造
□ 延べ面積の過半が住宅
【対象者】
対象建築物に居住する所有者、または所有者の承諾を得た対象建築物の居住者
【補助支払い限度額】
耐震改修:15万円
簡易改修:5万円
◆木造住宅の耐震改修工事費用助成(耐震改修)
【対象建築物】
以下の条件を満たすもの
□ 緊急対応地区内の、昭和56年5月31日以前に着工した木造住宅
□ 主要構造部の過半が木造
□ 延べ面積の過半が住宅
【対象者】
対象建築物に居住する所有者、または所有者の承諾を得た対象建築物の居住者
【補助支払い限度額】
高齢者等:150万円
一般:135万円
◆木造住宅の耐震改修工事費用助成(簡易改修)
【対象建築物】
以下の条件を満たすもの
□ 昭和56年5月31日以前に着工した木造住宅
□ 主要構造部の過半が木造
□ 延べ面積の過半が住宅
【対象者】
対象建築物に居住する所有者、または所有者の承諾を得た対象建築物の居住者
【補助支払い限度額】
▼緊急対応地区
高齢者等:80万円
一般:60万円
▼その他の地区
高齢者等:80万円
一般:40万円
よくある質問
▶耐震改修前に耐震診断は絶対しないとだめですか?
はい。耐震診断をオススメします。
建物も人間と同じく、どこが悪いのか診断しないと、最適な改善方法(補強)はできません。
▶予算が限られているのですが、補強するとすれば優先すべき箇所はどこですか?
住宅は1つとして同じものはありません。
そのため、優先して補強すべき箇所も様々。まずは耐震診断を行いましょう。
▶住みながらの耐震リフォームは可能ですか?
工事の規模によって様々です。
部分的な耐震工事であればほとんどの場合可能です。
▶木造住宅は地震に弱いですか?
弱くありません。
耐震基準に基づいて、きちんとした構造の補強を行い、適正な工事を行っていれば、日本の木造建築の地震に対する強さは、世界の中でもトップレベルと言われています。
▶耐震リフォームで住宅の強度・耐久性はどこまで上げることができますか?
工事の規模によって様々です。
耐震工事は、内部の壁や床をすべて解体する大型工事と、弱いポイントだけを補強する工事があります。
大型工事の場合、構造体に関してはほぼ新築並みの強度まで上げることが可能です。
部分補強においても、地震に耐えうるある程度の強度を出すことができます。
しかし、どちらの工事においても「地震がきても無傷です」と断言することはできません。
大切なのは、大きな地震が来た時に、例え一部倒壊しても避難できる通路が確保できているということ。
そのため危険だと思われる箇所を重点的に補強し、安全に避難できるよう工事を行っています。